寒いけれど空気がきれいな季節
ほったらかしの庭に出てみると
蝋梅の花が咲いていました!
種から育てた蝋梅
花が咲くまで、6年?7年?くらいかかりました。
数は少ないけれど、美しい花を楽しませてくれます。
毎年、少しずつ少しずつ花の数が増えて来ていて
この季節を楽しませてくれます。
よーく見てみると
クリスマスローズの蕾が準備していました!
雪が降ったり
氷点下に冷え込んだり
大寒と呼ばれる
一年で一番寒い季節
でも、自然界では確実に春の準備が出来ています。
ウスイエンドウも、すくすく育っています。
自家採種をして4年目?5年目?
去年のエンドウ豆は、ウスイエンドウの特徴にスナップエンドウの特徴が混ざっていました。
近くで育てられていたスナップエンドウと交配したのね~
今年はどんなエンドウ豆に育つかな?
ほうれん草も、寒さに耐えるために
美しいロゼットの状態に。
なぜか、今年はほうれん草が全然発芽しなくて…
1畝に2株しか育たなかった…
赤いほうれん草を撒いてないのになぁ
なぜか赤ほうれん草みたいなのが育ってる(笑)
土に触れ
季節の風を感じ
生き物に思いを馳せる
酵母ちゃんも、今の季節はゆっくりゆっくり育っています。
立春がすぎるころから
酵母の香りも変わっていくんですよ。
冬の深みのある香りから、春の軽やかな香りに。
温度が一定に保たれている冷蔵庫の中でも
酵母ちゃんは、きちんと季節の移ろいを感じています。
合理性やスピード性を重視される世の中ですが
時間をかけて、待ってあげて
手をかけてあげることで
深みが増すものが沢山あります。
どんなに人間が手を加えても
思い通りにならないことの方が多いもの。
人間は神様じゃないからね。
命あるものの一つにしかすぎない。
だから、季節のうつろいと寄り添い
命ある者たちの、それぞれのスピードに寄り添ったほうが
ゆるやかで
自由で
美しい時間が流れるように思うのです。