パン屋開業へ向けての壁

菌は地球を救う♪
滋賀県でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
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前回は売値、原価、お金と心との向き合い方!でした。

 

仕事というのは、お金が必ずつきまといます。
当然のことです。
だって、仕事だもん!

そこの部分を気合い入れて向き合わず
ふんわりとさせてしまうと
10年たっても悩みはつきなくなるんです…私みたいに。

 

さて、今回はパン屋を始める!という時のこと
一番最初の壁について

 

こう書くと、パン屋をやるのが夢だったんです!と思われそうやけれど…

 

私ね…
パン屋に憧れて
パン屋になりたい!って開業したわけじゃないんです!!

 

これを話すと、ものすごく驚かれるんだけれど(苦笑)

 

私は、酵母というものを育てて
自分で育てた酵母でパンが焼ける!という

発酵の不思議と、実験的なことが大好きで
面白くて、アホみたいに焼きまくっていました。

 

あくまでも、酵母を育ててパンに作るという工程が面白かったんです。

 

で、ご縁があって
「卸して欲しい」というお声をかけていただいて

 

求めていただけるのなら、ほなら…みたいな感じ!
うわぁーーー
何も考えてない!!当時の私!!!

ただただ、酵母パンを焼けて幸せだったので
それ以外は考えてないんやなぁ~(爆)

 

でね

 

お店に卸すのなら、営業許可が必要!という壁にぶち当たります。

食べ物を扱う人が必ずぶつかる壁ですね。

 

営業許可をとるためには

 

  • 食品衛生管理責任者
  • 生産する作業場に対する保健所の許可

この二つが必要になります。

 

上記の資格取得は、自治体によって少しづつ違うので
許可を取りたい方は、必ず近くの保健所で確認してくださいね!

 

滋賀県保健所
営業許可をとるためには

 

うちの管轄の草津保健所での許可申請に必要なもの

 

  • 営業許可申請書
  • 営業施設の図面
    手洗い、洗浄用流し、換気扇など詳細が必要です。
  • 営業許可申請手数料
    滋賀県収入証紙での納付
  • 食品衛生管理責任者の書面
  • 使用水が井戸水等の場合は水質検査成績書

許可取得に必要な施設設備の基準もあります!

 

私が許可を取ったときのころとは
条件が違ってるなぁと調べてみて思いました。

 

興味ある方は、必ず調べてくださいね。
一番とってり早いのは、保健所に行って直接教えてもらうこと!

 

この営業許可をとるための設備を持つということが
一番最初の高いハードルかもしれない。

 

  • 自分の家のキッチンとは別のキッチンを持つこと
  • そこに入れる設備の全て

これ、お金がかかること。

 

お菓子やパン、総菜、お弁当
何か食べ物を作ることが好きで
それを仕事にしたいときには
ここの資金の問題で躓くことが多いと思います。

 

現実的な動きとして…私の場合は

卸をしてほしいという声をかけていただいて
営業許可の問題が出たときに

 

まず、保健所で施設の設備の詳細を教えてもらい

そのあとで、大工さんに見積もりをとりました。

 

我が家の敷地に建てることは可能なのか?
いくらかかるのか?
それは出せる金額なのか?

 

夢のようなことを現実に落とし込むために必要なこと

 

と、偉そうにいってますが…

 

きっと、この頃の私は

やってみたいけれど怖い…でもやってみたい
いや無理じゃね?という感じで
かなりメンタルアップダウンしてました。

やれない言い訳にするために見積もりをとった気がします。

 

だって、パン屋をやりたいわけじゃなかったから(笑)

 

見積もりが出て、金額見て
旦那に相談して…

 

「いや、さすがに無理やろ。悪いけど諦めて…」

 

そう、旦那に言われました。

 

私は独身時代は貯金が全然できない人間だったからね~
自分の貯金ゼロで、そりゃ出来ないわ!

 

ほんの少しだけ夢見た瞬間でしたが
仕方がないよね…

 

出来ないのも、自分のせいだし
仕方がないと私は諦めたんです。
諦めてくれと言った旦那の言葉はもっともやしね。

 

諦めても、やっぱり悔しくて
(過去に貯金してこなかった自分に)
やっぱり悲しくて
(チャンスが目の前に来ていたのに)

 

泣きましたよーーー

 

翌日

 

泣きはらした私の顔を見て旦那はギョッとしてました(笑)

 

ここから話は急展開します。

 

その日の夜に帰宅した旦那から

 

「やっぱり、パン屋やってみたら?」

 

なんとなんと!

旦那の独身時代の貯金を貸してくれると!!!!!

(現在も返済中!借りたものは返します)

 

今度は嬉し涙で号泣

 

と同時に…

 

私は、背筋に緊張感も走りました。

 

わざわざ旦那の貯金を貸してもらって
無理させてないかな?

私に出来るのかな?

 

でも、せっかくだからやってみたい!!

 

見積もりを出してもらった大工さんも言われました。

 

一生のうちで、こういうチャンスは何回もないんですよ
だから、ぜひチャレンジしてください。

 

そんな嬉しい言葉をくださいました!!!

 

そうして、今の工房が出来上がるんです。

 

私がパン屋を開業できたのは
私の努力ではありません。

 

私を支えてくれる人たちのおかげなんです。
運だけで生きている部分があるので
本当に恵まれているなぁと思っています。

 

そしてパン屋を開業するにあたって
私は心の中で自分自身に一つ誓いました。

 

もし、私がパン屋をすることで
家族の笑顔が消えるのなら

私は、パン屋を辞めよう。
誰にとめられたとしても
必ず、きれいさっぱり辞めよう。

 

この自分への誓いは、現在も続いています。

 

何かをやりたいとき、様々な壁が立ちはだかると思います。

 

一つだけ言えるのは…

 

きちんと貯金はしておきましょう!!!(爆)