鬼ババだった私にとってのパン作り

菌は地球を救う♪
滋賀県でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
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20代のころに酵母パンというものに出会い
作り始めたけれど、すぐにやめてそのままになっていました。

 

それから時は流れて~…

結婚、引っ越し、妊娠、出産、子育て!

 

20代後半から30代は
本当に目まぐるしくライフステージが変わって
あっっっっっという間に時が流れていったぁ
しみじみ…

 

子育てが始まって、二人目が生まれて

そして、再び「パン作り」に出会います。

 

下の子が1歳になる前に
近くのパン屋で製造のパートに出ました。

 

パンの製造は、早朝!!
家族が寝ているときに働いて
旦那さんが仕事に行く前に帰ってくるというスケジュール
これなら、保育園に入れなくても働ける!!

 

今思うと、まだ子供が小さいし
無理に早朝働きに出なくても…と思うんやけれど

なんでやろ???

猛烈に働きたかったんですわ

 

しかもね、近所のパン屋が開店前の工事中に

 

「あそこに、パン屋が出来て早朝働けたらいいのに!」と話していた記憶があるんです。

 

虫の知らせ?かのように、その場所にパン屋が出来て
早朝の製造パート募集のチラシ♪

 

すぐに申し込んで、働き始めました。

 

慣れるまでは大変だったけれど
「パンを作る」という仕事はとっても楽しい。

 

パートでパンを作るという仕事をしながら

 

私は、きっと「子育て・お母さん」以外の時間・自分が欲しかったんやろなぁと
今なら素直に認められます。

 

逃げられる場所・時間。

 

当時の自分は気が付かなかった視点やね。

 

お母さんという存在・仕事も
子育てという仕事も

 

本当に大変だし
やりがいがあるし
腹が立つし、喜びもあるし、
楽しさもあるし、切なくもなるし

 

五感をフル稼働させながらの大仕事!
子供の命と健康への責任がある大仕事!
一日の終わりには、へとへとです。

 

どっぷりと24時間体制でこなす「お母さん」という仕事から離れる時間が
当時の私の中で、

 

自分を自分であると思わせる時間だったのかもしれない。

 

旦那は子育てに協力的だけれど
激務で帰宅は23時とかが当たり前。
頼りたくても頼れない。

 

実家は遠くて、子供は預ける場所はない。

 

初めての子育て

ワンオペ育児
密室育児

 

タイムマシンがあるのなら
奮闘していた自分を褒めてあげたい。

 

あの頃、本当に本当に余裕がなくて…
毎日、怒鳴り倒していたし
子供を無視することも多々あったし
手をあげることもあったし
絶対に思春期に育った娘たちに刺される!って本気で思ってた。

 

本当に最低の母親だと思ってる。

 

当時の自分自身の毎日の目標が

 

自ら命を絶たない
子供の命を奪わない

 

寝る前に、今日も親子で生きていられた…と
そんな風にホッとして眠りについていた記憶があります。

 

うわぁ~

こう書いてみると、かなりぎりぎりの精神状態やな(汗)

 

外面がいいから、周囲の人たちには気づかれなかったと思う。

 

今、若いお母さんたちが子育てしながら頑張ってる姿をみると
心の底からエールを送りたくなる。

 

預け先があるのなら、息抜きしたらいいと思う
仕事をしながらの子育てしている自分に誇りをもって良いと思う
家事が手抜きでも、お母さんの心の平穏のほうが大事。

 

大丈夫、大丈夫
頑張ってるね!と言ってあげたい。
どんなお母さんも一生懸命

 

 

あわただしく過ぎ去る子育て中の日常の中で

 

もし

 

自分にとって、なにかキラキラするもの
何か没頭できる瞬間があるもの
無意識のうちに手を出してしまうもの

 

そんなものに出会えたのなら

 

手放さないでほしいな。

 

その「趣味」が、時に自分自身の拠り所となって
何年も先の未来に、自分を助けてくれる存在になるかもしれない。

 

簡単に見失いそうになる自分を
思い出させてくれるかもしれない。

 

きっと無駄になることなんて一つもないんだから。

 

お母さんである自分
自分自身である自分 ← 日本語変やな・笑

 

そのバランスをとるために
私はパン作りを求めていたのかもしれないなぁ~