菌は地球を救う♪
滋賀県でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
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最近、気が付くと子供に謝ることが増えてきている!
ここは謝らなくちゃ!という気持ちになることが増えているんやな。
といっても、とんでもないことをやらかした!とかじゃなくて(笑)
「小学生の時に持たせられた、お母さんが準備したお菓子は
友達に甘くない!味がない!って言われたなぁ。」
とか
「もっと小さい時から楽器をやっていたかった…。」
とか
過去のことの振り返り呟かれるんです。
別に、めっちゃ嫌やってんで!!!とか
あの時、めちゃくちゃ我慢したんやで!!!とか
強い非難ではないのだけれど
ぽろりと呟かれる。
特に、甘くないお菓子については何回か言われてましてね…
今でこそジャンクも何でも好きに食べたらいいや~んと思うし
実際に私が率先して食べる時もあるけれど
あの頃は、健康的なものを!
少しでも体にいいものを!っていう思考回路の時期やったから
素朴なお菓子や手作り(甘さ超控えめ)が多かった。
何度かそれを言われてね
その時その時で、私はそれが良いと思っていたんよぉ~と軽く受け流していたんです。
実際にそう思っていたし
何回かキーワードのように出てきてハッと気が付いた!!!
ちゃうやん!
これは、私がきちんと子供の気もちに寄り添って謝るところやん!
気づいたから
きちんとしっかりと、謝りました。
ごめんね
嫌やったんやね。
友達にそんなこと言われていたんやね。
ごめん。
その時の子供の顔は忘れられません
私の気もちがしっかりと向いていること
きちんと過去の気もちに寄り添って謝ったこと
だから
澱のように心にあったものが
消えていくかのような、そんな表情。
過去にあった出来事を消化すること。
楽器が習いたかったということも一緒です。
私自身が、この子は音楽が好きやなぁ~と小さなころから思っていたのに
与えてこなかった。
なんらかしらの形で触れさせてあげたらよかったね…
お母さん、気づいていたのにやってあげられなかった
ごめんね。
二人とも、別にいいけどねって言葉では言うし
頭では十分に分かっていることです。
過去は変えられないし
色んな思いや事情があることも。
たいしたことじゃないことも十分に理解しています。
それでも、ふと口からついて出てきたことは
きっと私が母親として向き合ってあげなかったこと
過去の清算。
そうかぁ~
あと1,2年で母のもとから巣立つ子供たち。
だから今なのかな?
小さな心を痛めた小さな出来事を清算・消化してるのかな?
そうやって飛び立つ準備をしているのかな?
本人たちは、何一つ自覚していないやろけれど
この視点は私の妄想でしかないけれど(笑)
親としてやってあげよう!大事だ!と思ったことが
子供にとって良いことだけになるわけじゃありません。
もちろん
親も人間だから、間違いも沢山沢山あるし
あっていいと思ってる。
子供だって失敗するし間違うし
反抗するのが当たり前。
人間だもん(笑)
未熟な人間同士のぶつかり合いの中で
成長するんだろうなぁ~
親も子供も
間違ったのなら、気づいた時になおせばいいし
謝って寄り添ってあげればいいんやしね。
あと少しの子育て
次はどんな気付きを私に与えてくれるのか
子供の成長がたまらなく嬉しくもあり
頼もしくもあり、ほんの少しだけ寂しくもある冬の朝。