1月開催のお茶会!参加者さん大募集です!
私らしいマニアック視点の講座になってます。
菌は地球を救う♪
滋賀でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
今回は新年初の記事にふさわしい題名です!(笑)
私の中で、あまりにも当たり前になりすぎていて
とーーても普通のことと思っていたけれど
普通の人にとっては、さっぱりわからん!というのがこれですね。
菌は地球を救う♪
ちなみに…みっきー(旦那)にこの言葉を投げかけたら
「…なんのこと言ってるのか分からん…」という
とっても素直な返事をくれました!!
これが普通の反応です!
マニアックな嫁がいてもこんなもんです(笑)
菌と共存することが地球を救うことにつながるんですよ!
地球が救われたのなら人間も救われるんです♪
人間だけの利点で見てはだめですよぉ
そんな話をしてみたいと思います。
菌ってどんなイメージ?
多くの人にとって菌はバイ菌・雑菌・バイキンマ~ンのイメージではないでしょうか?
除菌、殺菌、消毒薬…
ハイター消毒大好きな人がいますよね。
最近は、「菌活」や「腸活」という言葉も生まれて来ていて
健康にいいイメージを持つ人もいると思います。
発酵食品ブームも来ていますよね!
多くの人のイメージではこんな感じなのかな?
- お腹に優しいビフィズス菌
- ヨーグルトの乳酸菌
- 味噌や醤油
- 病気のもと
- カビ…などなど
健康にいいイメージと
病気になるイメージがあると思うわぁ。
↑このイメージはね“人間”視点でのイメージです。
“人間”にとって有益である
“人間”にとって害になる
私たちは人間だから、当然人間視点なんですが
ここだけの視点だと、大きな地球規模の視点で見ると
それだけじゃないんだよぉーということが多々あります。
視点が変われば思考が変わります♪
菌は命の源の話
以前もそんな話をかいていました。
そして印鑰さんの話にも出てきます。
2019年10月5日の記事
発酵は命の創造の現場
2019年10月6日の記事
印鑰智哉さんお話会vol.1
地球が誕生して最初の生命は原核生物=菌です。
菌がいなければ生命は誕生していませんでした。
地球上全ての生命体の源ですよぉ!
大事にせなあかんわぁ!
昔々の話をされても、それから生命は進化している!
菌と人間は別!と思うかもしれません。
確かに生物は何億年という時の流れの中で
その体を進化させて生き延びてきました。
現在地球上には77億人の人間がいます。
地球上で一番繁栄している生物なのでは?と思ってしまいます。
が
ちがいます(笑)
昆虫にしろ鳥類にしろ人間よりも数の多い生き物はいます。
その中でも今回注目したいのは菌ちゃんですね。
地球上にいる77億人の人間の重さと
地球上にいる全ての菌の重さを比べたら
菌のほうが重いのです!!!!
目に見えない菌なのに、かき集めてみたらものすごい量になる!!
わくわくしませんか?(笑)
菌と共存するということ
これは、私の完全なる独断と偏見です。
マニアックな本や情報、自分の経験から考えたことです。
地球上にはものすごい量の菌(微生物)が生息しています。
植物の表面、植物の中
動物の表面、動物の体内
空気の中
土の中
水の中
海底・地底…etc
ありとあらゆる場所で
ものすごい種類に進化した菌たち
その菌たちも複雑に影響しあいながら
生態系を支えているのです。
地球環境は私たちの目に見えるものだけではなく
目には見えない菌もしっかりと支えているのです。
土の中にいる菌が枯れた植物や
動物の死骸を分解してくれる。
様々な植物同氏が情報伝達をして助け合ってる。
動物の表面や体内にいる菌が健康であるための手助けをしてくれている。
だから
地球が化学物質で汚染されれば菌の数は減り
その場所の生態系が狂いだす。
地球環境レベルでの話はピンと来ないかもしれません。
これは私が経験したことなんですが…
排水溝のお掃除、年末にやりました?
私も以前は、強力な薬剤を使っていました。
パイプ〇ニッシュとか、パイ〇クリーナーとか。
これ便利ですよね。ピカピカになるし。
ある年、工房の排水溝を掃除したとき
臭いがなくなって、きれいになった~と思っていたら
数日後はさらに強く匂うようになったことがありました。
それから1週間ほど過ぎ去っていくと
最初のツンとした匂いはなくなっていきました。
なぜ???と色々考えてみたら
まっさらの環境で菌が増える時
まず増えるのは強い菌です。
この場合は人間にとって良くない菌ですね。
今回の場合は悪臭を出す菌が最初に増えた。
1週間ほどの時間をかけて
そこに様々な菌が住み着き、悪臭を出していた菌だけじゃなくなった。
菌の多様性。
私はそう予想しました。
それからは、この商品を使っています。
菌の力を借りて汚れを分解してもらう!
これを使いだしてから、悪臭が気になることはなくなりました。
しばらく使うの忘れると臭いは出てくる時もあったけれど
すごく困った!ということはないですわ。
すでに水質浄化に菌が活躍している現実があります。
私たちの体の表面にも体内にも
多くの菌が生存しています。
常在菌と呼んでいる菌ですね。
この菌のバランスが崩れると体調を崩してしまうこともあります。
便秘や皮膚トラブルが分かりやすいかなぁ。
もっともっと様々な病気を引き起こしている可能性も指摘されています。
免疫系に直結しているのが腸内細菌ですしね~
私自身、湯シャン(お湯だけで流す洗髪方法)を実践して
5年ほどになります。
今では1か月に1回シャンプーするかなぁ?程度です。
最初はシャンプーから石鹸シャンプーに切り替えて…
そのうち石鹸シャンプーだと落としすぎてしまって
頭皮がカサカサになったりかぶれたりしました。
で、湯シャンに切り替えてみる。
最初は二日目かゆい!!!(笑)
なので、一日おきに湯シャンの日とシャンプーの日を交互にして
徐々に2年くらいかけてシャンプーを使う頻度を低くしていきました。
脂っこいものを食べた翌日はべたべたするし
最初は臭いも気になった…。
頭皮から入った化学物質の臭いじゃないだろうか?と思ってしまうほど
ほんまに臭かったーーーー
今ではべたべたもしないし、臭いも気になりません。
なにより髪の毛の状態がよくなった!!!
これは美容師さんに言われました。
「髪質がすごくいい状態です。べたついているんじゃなくてシットリしてますね。」と!
ヘナをしてる時もあるので湯シャンだけじゃないかもしれないけれど状態は良くなりました。
もともとは、ハゲ薄毛を気にして始めた石鹸シャンプーからの湯シャン♪
ハゲへの心配はなくなりませんが
髪質が良くなったのは本当にうれしいわぁ。
私の頭皮=環境と考えてみて…
シャンプーをやめたこと=化学物質をいれなくしたこと
結果
常在菌が増えて多様性が生まれた。
菌が環境(頭皮)を守るようになった。
環境(頭皮・髪質)が改善された。
地球環境を改善に導くのも菌の働きだと思うんです。
土を豊かにし、水を浄化し
その恩恵にあずかるのは人間を含む動物たち。
菌の働きや力だけを盲信するのは危険ですが
菌と共存共栄することにもっともっと注目してもいいんじゃないかなぁ?と思っています。
免疫力の低い赤ちゃんや高齢者もいるし
不衛生にしてバイ菌を増やすことはあかんけれど
なんでもかんでも殺菌除菌消毒!と必死になるのは
良い菌も殺しているということを知っておきたいですね。
発酵食品だけを愛するんじゃなくて
住環境や体の表面の菌も愛してあげると
菌は私たちを守ってくれます♪
菌は私たちを含めた地球を救うから!