菌は地球を救う♪
滋賀でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です

 

今日はレモンバームの効果効能の備忘録です。

 

メディカルハーブ-レモンバームの効果効能

 

レモンバーム Lemon Balm

 

和名:コウスイハッカ・セイヨウヤマハッカ

学名:Melissa officinalis

科名:シソ科

主要成分:精油、ポリフェノール、タンニン、苦味質、フラボノイド、ロスマリン酸、トリテルペノイド、樹脂

属性:月が支配する
(カルペパーハーブ事典だと・木星)

元素:水のエレメント

4気質:冷・湿

作用:鎮静、抗うつ、抗菌、鎮痙、神経強壮、発汗、消化促進、血圧降下、駆風

 

 

鎮静・抗うつ:イライラするとき、不安になるとき、緊張感が続くとき
→ 冷たいティーで飲む / お風呂に入れる

発汗:熱をともなう風邪の時はホットティーを熱いうちに飲む

消化促進:食後のティーとしてもいい

 

香りをより楽しみたいのならフレッシュがお勧め!

 

使用方法

 

ハーブティとして
ドライハーブもしくはフレッシュハーブを急須にいれて
沸かしたてのお湯を注ぎ蓋をして10分ほど蒸らす。
1日に3回ほど飲む。

 

入浴剤として
ドライなら一掴みを布袋にいれて湯船に入れる。
より香りを楽しみたい場合は、小鍋で一度煮立たせてから
煎じ汁と一緒に湯船に入れる。
イライラを鎮めリラックスさせてくれます。

 

魔法としての使い方と伝説
恋人が見つかるハーブ!?

 

アラビア半島で恋愛を左右する魔法に使われていたことから
レモンバームは恋愛を左右するハーブだと言い伝えられてきました。
レモンバームを数時間ワインに浸しておいたものを
友人や気になる人と一緒に飲みましょう。
また、持ち歩くと恋人が見つかると言われています。

 

他にも治療(ヒーリング)パワーがあると信じられてきたので
刀傷にレモンバームを張り付ければ早く止血できるといわれてきました。

 

また成功祈願にも使われてきました。
ミツバチの箱にレモンバームをこすりつけるとハチは入ってくれるそうです。
またミツバチが他の場所へ引っ越すことを防ぐためにも使われました。
そこから成功祈願のハーブとなったというわけです。

 

ミツバチがなぜ!?と調べてみました。

 

社会性昆虫はフェロモンで仲間とのコミュニケーションや情報伝達をしています。
ミツバチが出すフェロモンの中で2種類のシトラールという成分があります。
これはミツバチが巣の入り口につけて仲間を誘導するために使われています。
シトラールはレモンの成分物質です。
というところまで分かりました!
なるほどね~!レモンの成分物質!

 

レモンバームとこの成分が同じものなのかどうかまでは調べきることが出来ませんでした。
でも、レモンの香りのするレモンバーム♪
この香りはミツバチにとっては自分の巣の印となっているのかもしれませんね。

 

参考サイト:山田養蜂場ミツバチ研究支援サイト