菌は地球を救う♪
滋賀でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です
メディカルハーブの備忘録として♪
メディカルハーブ-タイムの効果効能 風邪の季節はタイムでケア!
タイム Thyme
和名:タチジャコウソウ
学名:Thymu vulgaris
科名:シソ科
主要成分:サポニン、タンニン、フラボノイド、トリテルペノイド、チモール、カルバクロール、精油、苦味質
属性:金星が支配する
元素:水のエレメント
4気質:冷・湿
作用:殺菌、抗菌、利尿、弛緩、去痰、鎮痙、健胃
殺菌、抗菌:風邪、インフルエンザ、食中毒の予防
口臭、口内炎、ニキビなどのできものにも有効
去痰:痰を取り除く効果がある
弛緩:気管支を広げる
鎮痙:軟膏にし坐骨神経痛や痛風に効果あり。
!注意!妊婦さん、乳幼児、高血圧の人には使わない。
長期服用、大量の使用はしない。
謎なのは…カルペパーハーブ事典には
「身ごもった女性にとってこれほどふさわしいハーブはない」という
まったく逆の記述があることです…。
殺菌効果と痰を取り除く効果を持つタイムは
風邪の予防、ケアに優秀なメディカルハーブです。
4気質は冷・湿となっているので
乾いた咳が出る時に痰を取り除き喉を潤してくれます。
子供の百日咳などに有効です。
使用方法
ハーブティとして
ドライハーブもしくはフレッシュハーブを急須に入れて
沸かしたてのお湯を注ぎ蓋をして10分ほど蒸らす。
1日に3回ほど飲む。
ティンクチャー(チンキ剤)
密閉ガラスにドライハーブとアルコール(アルコール35%以上)を1:5で入れて毎日振り混ぜる。
2週間程度で使えるようになる。
最高2年保存可能。
ティンクチャーはコップに1~2滴入れて水で薄めてうがい薬として使用する。
インフルエンザシーズンにアロマスプレーとして空気清浄として使う。ディフューザーなどで使ってもいい。
魔法としての使い方
恐怖を乗り越えて勇気をだす
タイムの名前はギリシャ語で勇気を意味するthumusに由来します。
これは「煙で燻す」という意味も持っています。
元気が出て勇気を鼓舞するハーブだとされてきました。
これはカルバクロールという成分が気持ちを高めてくれる効果があるからです。
昔の人は成分をしらなくても体験として知っていたんですね。
恐怖心をなくし、勇気を出すための儀式に使われてきました。
水の星座の満月を選び、聖なる空間で円陣を描きます。
火・地・風・水の4大元素を呼び出します。
ゆっくりと目的をもって円陣を反時計回りに歩きながら
円の境界にドライのタイムを撒いていきます。
円の中央に座り、タイムを使ったお香を焚きます。
自分が一番恐れているものをしっかりとイメージして
その恐れの本質はなにかを時間をかけて見つめます。
体と呼吸に意識をむけて、ゆっくりと恐怖を見つめます。
次に、その恐怖に白い光が差し込むようにイメージします。
しばらく白い光を送ったら、次は自分自身が白い光に満たされ
恐怖心を追い払うようにします。
恐怖を観察し、自分の中で何が変わったのかを観察します。
ゆっくりと座り、この経験が自分のものになるまで
しばらく時間をかけてください。
自分のものになったと感じたら
女神の加護とインスピレーションを与えてくれたことを感謝して円陣を解きます。
円陣を解くときはゆっくりと目的をもって時計回りに歩きます。
4大元素に感謝をしてその場を離れます。
結構手短にまとめましたが
この方法を読んだときに、なるほどなぁ~と思いました。
タイムの持つ成分の力を借りて
儀式という形をとり集中力をあげて
自分の体と呼吸に集中する。
瞑想の状態ですね。
そして自分自身に意識を向けることで内観をして
自分の恐怖を冷静に分析する。
冷静に分析することで
その恐怖への対策を考えられるようになる。
最近は、マインドフルネスや瞑想を取り入れる人が多いのですが、それを昔の人たちはメディカルハーブの力を借りて行っていたんですね!
こんな素敵な魔法ならやってみたい!!!(笑)
参考文献
美味しく改善 「ハーブ&スパイス薬膳」 カラダを整える食材の便利帳
奇跡の野菜を配合したベジトレル(スーパーフード/パワフルパウダー)