菌は地球を救う♪
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
先日、問い合わせをしていた
北海道産小麦のグリサホートに関して
ホクレンよりお返事がきました!
連休明けすぐに返事が来ていたのですが
ホットなネタが満載で
ブログに載せるのが遅くなった~
決してホクレンが遅かったわけじゃありません!
ことの由来は…
印鑰智哉さんのお話会にいって
農薬の恐ろしさ、特にグリサホートの危険性を勉強しました。
気になる方は、過去の記事を見てくださいね!
生産者さんたちは一生懸命に作物を育てています。
それで生計をたてているのです。
作業性の向上を考えたときに
薬に頼らざる得ないことはあると思います。
農薬も化学肥料も絶対にダメ!!!
とは言えませんよね…
でも、早急に持続可能な農業へ移行していって欲しい!!!
そして危険性を知ってしまったのなら
やっぱり気になる!
それと同時に
声をあげることで
食の安全を心配している人間がいる!ということを
改めて知ってほしいのです。
危険性の高いグリサホートの残留許容量を
大幅に緩和している日本…
危険な農薬だからこそ
自然界への影響が大きいからこそ
もっともっと慎重に考えるべきなのに…
その危険性を気にしています!
やめてほしいと思っています!
そういう人間が一人でもいるということを
小さな声をあげることで知ってほしい!
そんな思いで、何が出来るかなぁ…?と
考えた結果、まずは製粉会社に問い合わせをしてみました。
製粉会社はどうかんがえてるの?
知りたいことを教えてほしい!
まずは私がメインで使っている国産強力粉
はるゆたかブレンド!
これは江別製粉で販売している小麦粉です。
ここの問い合わせフォームより質問してみました!
江別製粉さんからはお電話で回答いただきました。
小麦は無作為抽出による残留農薬検査を実施していて
国の基準を守っている安全な小麦であること。
農薬残留のデータはお見せできないこと。
というお返事でした。
データはホクレンが持っているニュアンスだったので
じゃぁ、ホクレンに!と問い合わせました。
で、こちらはメールでお返事がきました。
日頃より、北海道産小麦をご愛顧いただき、
誠にありがとうございます。ホクレンHPにお寄せいただきましたお問い合わせについて、
ご返答申し上げます。お問い合わせのありました農薬の使用状況について、
北海道農作物病害虫・雑草防除ガイドにより、
小麦については播種前や収穫後の雑草対策にのみ使用が規定されており、
生育期間中の小麦に対しての散布は行われておりません。
弊会取扱いの小麦については、
無作為抽出による残留農薬検査を実施しており、
安全性確認をしながら流通しております。
農薬残留のデータが見たいと書いた記憶があるのですが
メールじゃなくてお問い合わせフォームだと
私の手元に何を書いたか残らないんだよね…。
私がきちんと書いていたのなら
農薬残留についてはスルーされてるなぁ。
農水省に問い合わせたら見せてくれるのか??
とりあえず、一番気にしていた収穫直前の農薬散布は今のところ行われていないようです!
一番気になっていたことなので、ちょっとホッとした。
気になる北海道農作病害虫・雑草防除ガイドを見てみました!
読んでみたい方は、↑でチェックしてくださいね。
PDFファイルで見ることが出来ます。
めっちゃ見づらい…
気になるのは小麦の項目
そして農薬は何を使っているのか!
見たことも聞いたこともない
農薬のデータなので苦労しましたわ。
おまけに画面が横やし…
じゃん!
はい、ラウンドアップ・グリサホートは許可農薬ですね。
むーーーーん。
むーーーーん。
こういう規制って、どこが取り締まってるの?
どう働きかけたら変わるんやろ?
課題は難問ですが
とりあえず現状を知ること!
そこの一歩は踏み出した!
私に出来ることはなんだろう?
とりあえず、オーストラリア産のオーガニックの強力をを取り寄せてみました。
どんなパンが焼けるかを試作したいと思います。
問題点が…
値段が高い!!!
いや、当然なんですよ。
分かってはいるんです。
粉を変えるということは大幅な価格改定になりますわ…
この粉で、ものすごくいいパンが焼けて
国産小麦よりも安心して使えるのなら、
全てのパンをオーストラリア産の強力粉に変えることも視野に入れようと思っています!
まずは、どんなパンになるのか?
色々試作してみようっと♪
久しぶりの外国産の強力粉!
ちょっとワクワク♪