菌は地球を救う♪

菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。

印鑰さんのお話会 最終話で~す!

vol.7では、日本の現状についてでした!

印鑰智哉さんお話会vol.7

 

最終話では、希望の見つけ方についてです!

 

 

厳しい現実、希望はどこにある?

 

お先真っ暗な情報ばかりが続いて
読むのが耐えられない…という方もいたのではないでしょうか。

 

私は印鑰さんのお話を聞きながら
ものすごーーーく
ものすごーーーく

気持ちが落ち込みました。

それと同時に、怒りもわきました。

 

どこに向かっているのか分からない国の動きと
今まで何も知らなかった自分自身に対してです。

 

印鑰さんのお話のまとめは
希望があるものです。

 

最後の希望ともいえます。

 

希望の砦は

地方自治体にあります!!!

 

へ?なんで?と思ったでしょう~
私も思いました!
国という巨大な権力の前では
無力でしかないような地方自治体…

その地方自治体が最後の防波堤です。

種子の企業独占が進めば儲かる種子しか存在しなくなる。
多様性が失われ、企業の思い通りにしかならない。

 

それを守ることが出来るのが
各地方の独自条例です。

この記事がわかりやすいかな~

 

自治体問題研究所

 

ビジネスジャーナル
安部政権の種子法廃止に地方の反乱拡大

 

各地方の伝統野菜を守るためにも
地方が動き出しています。

 

世界は、アグロエコロジー(生態系を守る農業)と
家族農業を重視しはじめました。

 

農業を大規模に行い企業化することで
救われると思っていた食糧問題が、
大規模化することで食糧難を迎えてしまい
地球規模の環境破壊を引き起こしています。

 

だからこそ、家族農業の小規模農業を大切にしようと
国連は動き出しています。

 

小規模だと大量の農薬は必要ありません。
人の目が行き届きやすく、手をかけられるからです。

 

自然とともに
自然の力をかりながら農業を営む。

 

そして、様々な作物の多様性は
そのまま地球上の命の豊かさを表します。

 

 

種は失ってしまえば、二度と戻せないものです。

 

また、印鑰さんのお話で印象的だったのが

給食と地域農業を結びつけることで
地域の食のありかたが変わるというものです。

 

 

小規模で有機農業をしている生産者さんたち
素晴らしいことをしているのに
経済的に苦しくなれば続けていけません。

 

給食という形ならば
安定的に沢山買い取ってもらえる!

 

販路があるのなら、チャレンジしようという
新しいの就農者も現れる可能性が広がる!

 

薬に頼らない農業は手間暇かかり
収量のばらつきもあると思います…
それでも、命の全てににいいものを!という情熱をもって
一生懸命にやっている人たちがいます。

 

安定収入につながれば
有機農業も続けていけるのです。

 

そして土は健康になり
生き物の多様化も守られ
土壌の流出という環境破壊も止められる。

 

お先真っ暗な絶望しかないわけではないようです。

遠い外国の話だけではありません。

 

大阪府の2市で、2017年に5.3トンを超える
有機野菜を学校給食に導入。

 

千葉県いすみ市は2017年11月から市内すべての
小中学校で学校給食に地元産有機米を取り入れた。

 

愛媛県今治市は早くから地産地消と食農教育を
進める自治体として全国から視察が絶えない。

 

2016年1月、石川県羽咋(はくい)市内の小中学校
「自然栽培」を取り入れた給食を提供。

 

他にも千葉県いすみ市、木更津市、東京都武蔵野市、

宮崎県綾町などで有機給食への取り組みが始まっています。

 

 

滋賀県は将来ビジョン「県基本構想」に

オーガニック農業障害者差別ない共生社会づくりを掲げた。

内閣府のSDGs達成に向け優れた取り組みをする自治体に選ばれている。

 

小さくかもしれませんが動き出しています。

 

 

でも希望はないわけじゃないけれど
楽観もできない状況です。

 

とりあえず、何が出来るのか?
一人ひとりが出来る小さなことから始めよう!

 

うーん、と考えてみて

 

私はとりあえずパンの材料の小麦会社、江別製粉に
農薬残留のデータなどがあるかを問い合わせてみました!
お返事を電話でいただきました。

 

そのお返事から、今度は北海道のJA(ホクレン)に問い合わせをしました!
連休前の話なので、まだお返事はいただいていません。
連休が終わったらお返事もらえるかな?
台風の影響で遅れるかな?といった感じです。

 

ホクレンの返答内容によっては
農水省にお問い合わせかなぁ~と考えています。

 

ネットからメールを送るだけなので
たいした手間ではないです。
便利な世の中やわ。

 

 

気にしてるんですよ!
データを見たいんですよ!
大丈夫なんですか?

そんな気持ちをもっている人がいるんですよ!
そこを知ってもらいたいんです。

これについては、もう少し詳しく調べてから
ブログにアップしたいと思います。

 

あとは、そうですね~
やれること…

 

私はPTAの役員をしているので
先生に、学校で除草剤を使っているか?
それはどんな薬剤か?と聞いて…
ラウンドアップなら、変更できないのか?
そんなことを機会を見つけて話してみたいと思います。

 

畑以外の場所、道などでの除草効果なら
私は、をお勧めします!
大量の塩をまいておけば半年くらいは
雑草は育ちません。
道や公園、学校、公民館などでは使える方法じゃないかな?
道端にまくのなら安い塩でいいんやし。

何かを育てている場所ではダメですよ!
塩害で枯れちゃういます。

・・・長い目でみたら、あかんのかな?

ちょっと調べてみます!

 

 

今までもやってきたことだけれど
オーガニックの食材を買うこと。
100%は出来なくても、ほんの少しでも
買い物を変えていくこと。

 

きっと、小さなことで
出来ることはたくさんあると思います。

 

何を選びますか?

どんな行動をしますか?

10年後、どんな暮らしをしていたいですか?

 

怒りを相手にぶつけるだけではなく

 

力で言うことを聞かせるのではなく

 

絶望に打つひしがれるのでもなく

 

 

小さな希望が大きな希望になるように
ゆっくり笑顔で確実に出来ることを
やっていきたいなと

そう思うのです。