菌は地球を救う♪
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です。
夏休みも終わり!
いよいよ二学期スタートですね。
はやいところは、もうスタートしていますね。
お母さんの皆様!おつかれさまでした。
今回は、重い話です。
なかなかしんどいことが起きていまして
自分の心の整理のために書いています。
今年の夏は色々ありました…
飼ってる黒猫のデビちゃんが体調を崩していましてね…
現在、我が家では最後を迎えつつある命と向き合っています。
8歳の猫
人間でいうと40代後半くらいでしょうか…
私の中で、猫は20年くらい生きる!というイメージがあったので
残された時間が少ないことを知った時は、かなり動揺しました.
お医者さんの話だと、先天的に腎臓に疾患があったのでは?ということです。
点滴や薬の力も借りていますが
ここで悩むのは、いつまで投薬するか。です…
生きていてほしい
側にいて欲しい
その想いはあるけれど
叫び出したいほどにあるけれど
投薬することで命は長引いだとしても
それがデビちゃんの負担や苦しみだけを長くしてしまうのなら
やり続けるべきではない…
わかっていても感情がそれを許容できていなくて
毎日自問自答しています…
デビちゃんは、自分で消化できない分の食事は食べなくなりました。
水を飲む量も減ってきていて
最後の時が近いことが分かる。
体力が落ちてきていても、甘えたいときには
人間の側にきて甘えています。
求められるままに、声をかけなでてあげて
静かな時間を大切にしています。
昔、もっともっと自宅で看取りが行われていた頃
老衰で亡くなる人は、徐々に食が細くなり
水分も飲めなくなり
枯れるように、穏やかに最後の時を迎えていた…
点滴や投薬で不必要な水分を体に入れないから
その排出に力や苦痛を感じることなく死を迎えることが出来る。
そんな話をどこかで聞きました。
それを知った時に、自然に死ぬというのは穏やかで静かなものなんだと
私も自分が死ぬときはそうありたいと思いました。
デビちゃんが迎えようとしているのは
まさしく、そんな自然なありのままの死なんだなと
動物の命の終い方は、無駄がなく穏やかなんだなと
そんな風に感じます。
命あるものは、いつか必ず終わる時がきます。
日々の生活の中では考えることがない、命が終わる時のこと。
人間よりも寿命が短い動物たちと暮らしていると
その現実を見せつけられる。
それは自然な姿であるのだけれど
それでも、見送るというのは
辛く切ない…
秋風の気配を感じながら
残された時間を大切に過ごします。