農藝ハンドブック

菌は地球を救う♪
滋賀でパン屋をやってます。
菌をこのなく愛するパン工房まひろの郁子です
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※ホロスコープから見る体質はあなたの体質を確定するものではありません。

※私たち全員の体質や体調は、生活習慣・食習慣・思考の癖、遺伝などから出来ていることを十分にご理解ください。

 

先日、これ読んでみて~と渡された本があります。

 

『農藝ハンドブック vol.2 特集 山と生きる』

 

画像はネットから拝借しました。
スマホの修理が終わらない…
カメラが使えない…
電話が使えない…

はよ直って帰ってきて~

 

パラパラとビール片手に開いてみて

 

うわ!
この本すごいパワー!!!

これが第一の感想(笑)

 

様々な人のコトバが紡がれているこの本は
様々な人のエネルギーに満ち溢れていました。

 

命を見つめ・感じ
大地の大きさに身をゆだね
森の闇と光を感じ

 

数えきれないほどの
命の多様性に輝きを見出す

 

そんなイメージです。

 

その中の一節に目が留まりました。

 

『相手の成長を抑えたり、殺したりしたのでは、
共生は成り立たない。
パートナーが死ねば、
自分の生存も危うくなるというのが、
本当の共生であり、
双方が互いに譲りあって、
暮らすほかないのである。
この危険を避けるために、
樹木は複数の菌と菌根を作り、
菌は複数の宿主に菌根を作ってきた。

このような菌と植物の関係を
人間の生き方に置き換えてみると
教えられることが多い。』

『現代思想2016 vol.44-11 微生物の世界』
青土社 p.20/小川眞 「植物と菌の共生に学ぶ」

 

何か一つの世界を掘り深められる人は
形は違っていても
同じ世界を見ていると、ずいぶん前から思っていました。

 

それは

 

菌であれ、農業であれ
芸術であれ、社会学であれ
数学であれ、民俗学であれ
料理であれ、服飾であれ

 

学問というくくりではなくても
私たち生活をしている中に存在しているすべてです。

 

そこから見える世界が共通していると思うのです。

 

何か一つの存在が
絶対的な力を持ち
絶対的な存在とはなりえないと思っています。

 

絶対的な唯一無二の存在や方法…
その魔法の杖を
聖杯を、エクスカリバーを
求める人が多いけれど

 

でも

 

絶対的な力を求めて
他者を抑圧し、殺戮し、排除した結果…
様々な意味で滅びの道をたどっているのではないでしょうか?

 

野菜の収穫量だけを追い求め
収益だけを追い求め
薬品を使うことが当たり前になり
土の中には良い菌も、悪い菌も減り

 

バランスを崩してしまった…。

その結果、土はやせ、風に流され
世界の土は減ってきています。
土がなくなれば作物は育ちません。

 

清潔が第一となることで
過剰に殺菌・除菌がコロナ以前から行われています。
もちろん不潔であることは良くありませんが

 

一般家庭の生活で過剰な殺菌・除菌の結果
私たちの体に住み着く常在菌は打撃をうけました。

 

結果…

アトピーやアレルギーなどの疾患が増えてきています。

 

統治するのに合理的だと
地域の言語を中央の言語に合わせることで
方言という目には見えず形に残らない文化はすたれてきています。

 

それは小民族の文化にも言えることです。

 

どの国にいっても
見慣れたコンビニがあり、コーヒースタンドがあり
同じような服の人々が歩いています。

 

様々な世界の多様性が
音もなく消えていっているように思えて仕方がないのです。

 

単一というのは、危ういものだと思うのです。

 

一点集中の世界は
ごくごく限られた人だけが豊かだと思われ
みんながそれを求めて追いかけていく。

 

その陰で、失っていくものの多さを思うと
とても、とても切ない気持ちになります。

 

もっともっと
多様性の豊かさに意識を向けてみてもいいのではないだろうか?と思います。

 

きっと豊かさって
誰かが決めたスタイルを求めることじゃなくて

 

自分が居心地がいいと思えることなんだと思います。

 

世界的な流行り病が人々の暮らしに大きな影響を与えています。

 

医療の現場で働く方々
薬の開発に取り組んでいる方々
不安な気持ちを持ちながら仕事についている方々
最大限の敬意を表します。

 

身近な人が病気になり心配な気持ちをもっている方々
亡くなってしまった方々には
心からのお悔みを申し上げます。

 

お仕事や勉強で苦労をしている方々
気持ちがつらい方々
何もすることは出来ないけれど
心を寄せ、うん不安だよね…と共感することしか出来ませんが
そのくらいですが私でもすることが出来ます。

 

そのうえで

 

私は

コロナをやっつけろ という言葉には違和感を覚えてしまうのです。

 

菌は、すぐに形をかえ自分たちが生き延びるために
環境に対応し変異していきます。
すでにコロナは何パターンか変異をしています。

 

インフルエンザの型が毎年変わっていくように
変異は私たちの思う以上のスピードで行われているのです。

 

だから
やっつけろという意識よりも

 

共生…with コロナ のほうがしっくりきます。

 

多くの人が命を奪われないように最善を尽くしたうえで
過剰な恐怖に振り回されずに

 

私たち自身が
多種多様な常在菌と共生することで
健康的な食事をすることで
明るく前向きな気持ちを持つことで

 

親しい人たちとの笑顔の時間を持つことで

 

私たち自身が負けない体を持つことのほうが
とてもとても大切なのではないでしょうか?

 

人間都合で様々なものを排除してきました。
もう一度、広く大きな視点で考えてみるタイミングに来ている気がします。